エンジニアが効率よく仕事をする上で、最も大事なことはリソースとタスクを明確に分析することです。ここでいうところのリソースとは、人的資源と仕事を行う上で必要な設備などのことです。タスクとは、その名の通りで仕事を指します。人的資源管理というのは、エンジニアにおいてはセルフマネジメントそのものでもあります。

エンジニアはよく理知的でマメな人たちだとされています。しかしながら、マメすぎるということは効率性を無視した働き方であると言えるのかもしれません。効率性を生産性というひともいますが、実は明確な違いがあります。なぜなら、生産性は経済学でいうところの財を創造する行為であるのに対して、効率性は科学的な繰り返し行える単純な仕事に対する反復性の保証であるためです。

エンジニアに求められているものは、必ずしも後者の効率性にとどまるものではありません。なぜなら、エンジニアは創造性と先進性を持つことが社会から要請されているためです。クリエーションやクリエイティビティを先端化させていくためには、エンジニアもセルフマネジメントを欠かさなければならないのです。

仕事を一つひとつ確実にこなすということは、エンジニアにとっても極めて重要なことなのです。そのため、リソースを詳しく解析してタスクを紐づける作業を繰り返していくことで、仕事をスムーズに適正化していくことができるのです。そうすることで、仕事を効率化することができるのでしょう。